81歳現役医師“元気の秘訣”は運動とスープにあり 75歳を過ぎ感じた「衰えと不調」 克服するためのヒント
私の場合、毎日牛乳を飲み、肉や魚、卵などの動物性たんぱく質中心の食事が基本です。とくに、肉の栄養価は高く、良質なたんぱく質が豊富で貧血や骨折を防ぎ、免疫力アップに役立ちますから、積極的に食べるようにしています。 さらに、軽い糖尿病があるため、糖質は控えめにしています。主治医から「毎食40g」に糖質を制限するよう指導されているのです。 40gといえば、ごはんならお茶わん半分程度。薄味を心がけ、1日1回は必ず自分で食事を手作りしますが、昼や夜はスーパーやデパ地下のお惣菜やお弁当を利用することも多いです。
また、パック入りのお刺身も手軽でおすすめ。肉と魚を1日おきに食べるなど、偏らないようにしています。 【次の記事】80歳を超えても元気に働く“旅好き”医師の暮らし
天野 恵子 :内科医、医学博士