Krush王者の小田尋久が世界トーナメントVのストーヤン・コプリヴレンスキーからの大金星ならず。延長で1-2の判定負け【K-1】
Krushスーパー・ウェルター級王者の小田尋久(TEAM3K)が「K-1 WORLD GP 2024」(10月5日、大阪・エディオンアリーナ大阪)でK-1初参戦を果たし、7月に決勝ラウンドが行われた「-70kg世界最強決定トーナメント」優勝のストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike’s Gym)と対戦した。試合は延長にもつれ込む接戦の末、1-2の判定で敗れ大金星を挙げることはできなかった。 小田は今年5月と8月の後楽園大会で行われた「第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」で準決勝で森田 奈男樹、決勝で璃久を破り王座を獲得。約1カ月半という短いスパンではあったが、今回のK-1出場につなげた。 コプリヴレンスキーは3月に行われたトーナメント1回戦ではカスペル・ムジンスキに僅差の判定負けを喫するも、オウヤン・フェンの欠場で急きょ決勝ラウンドに出場。ブアカーオ・バンチャメーク、デング・シルバ、ヴィクトル・アキモフを破り優勝した。
1R、ともにオーソドックスの構え。コプリヴレンスキーは右ロー。小田は構わず前に出る。コプリヴレンスキーは左フック、右ロー。小田は左ジャブ、左右のロー。小田は前に出て右ハイ。小田はサウスポーにスイッチして左ミドル。コプリヴレンスキーはジャブを刺すが、小田は左フック。コプリヴレンスキーがバランスを崩す。小田は押し込んでいく。離れたストーヤンがワンツー。小田はバックスピンも空振り。コプリヴレンスキーはワンツー。小田は一瞬効かされるも圧は衰えず。前に出てパンチの小田。 2R、コプリヴレンスキーの左インローがローブロー気味。小田はアピールもすぐに続行。小田が前に出てパンチ。コプリヴレンスキーの左右のフック。小田も負けずに打ち返す。コプリヴレンスキーは左右のパンチに前蹴り。小田もローw混ぜながらパンチを打ち込んでいく。互いのキックが交錯。小田は一歩も引かない。コプリヴレンスキーが連打から右フック、右ハイ。小田も左右のフックを打ち返す。終了間際、パンチを連打の小田。