中上貴晶「改善することができなかった。決勝ではフルに発揮したい」/MotoGP第10戦イギリスGP スプリント
8月3日、2024年MotoGP第10戦イギリスGP MotoGPクラス 2日目のセッションがシルバーストン・サーキットで行われた。中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は予選を21番手で終え、スプリントは17位でフィニッシュしている。 【写真】中上貴晶(ホンダ・イデミツLCR)/2024MotoGP第10戦イギリスGP スプリント 初日は転倒の影響もあり2分00秒を切ることはできなかったが、予選Q1では最終ラップに1分59秒822とタイムを短縮。しかし、ライバルたちはもっと速いため11番手となり、21番手グリッドに並ぶことになった。 10周のスプリントレースでは中盤まで2分01秒台とペースが上がらず、一番速かった8周目でも2分00秒640と苦戦のレースに。レース後半は、ヤマハのレミー・ガードナーを抜いてポジションを上げたが、ほかのホンダ勢からも大きく後れをとった日になった。 上位に食い込むにはレース中でも1分59秒台を出し、2分00秒台を安定して記録する必要がある。シルバーストンが好きな中上は、マシンのバランスを探り、決勝ではさらに上位を目指す。 ■LCRホンダ・イデミツ 中上貴晶(予選:21番手、スプリント:17位) 「スプリントは思うような走りができず、難しいレースになりました。今大会は前日のプラクティスからいいバランスを見つけられず、今日もいろいろなことにトライしましたが、改善することができませんでした」 「シルバーストンは好きなサーキットなので、余計にフラストレーションがたまりました。明日の決勝では、現状のパフォーマンスをフルに発揮できるようにしたいです」 [オートスポーツweb 2024年08月04日]