「G」のみに与えられし特権【2】ハヤシレーシングのインマニに、ニスモ・ソレックス44パイ装着。ダイナミックな走りを楽しむ
シリーズ:「G」のみに与えられし特権【2】1971年式 日産 フェアレディ 240ZG 【画像13枚】ニスモ・ソレックスφ44mmのキャブレターにハヤシレーシングのインテークマニホールドを組み合わせ、等長タコ足を装着しファインチューニングを施したL24型エンジン。実は、もう1台のハコスカのエンジンは、キャブレターにフルブラストをかけて、ヘッドカバーもクロームメッキ化しピカピカに仕上げたばかりなんだとか 標準ボディに比べて190mm全長が長くなるエアロ・ダイナノーズとオーバーフェンダーを備えた240ZG。グランドエフェクトとしての効果は絶大で、当時としては驚異的なCd値0.39を誇った。 最高速も、240Z、Z-Lが205km/hなのに対し、5km/hプラスの210km/hを達成する。これは最高出力で10ps上回るZ432と同スペック。 フェアレディ240ZGの魅力に惚れ込み、全国各地を回って、程度のよいZGを探し、ようやく手に入れたというオーナー。 実は、もう1台、ハコスカも所有する根っからの旧車好きだ。 これまでもさまざまなクルマに乗り、チューニングやモディファイを楽しんできた川西さんが、最終的にたどり着いたのが旧車だった。今のクルマが失ってしまった個性が色濃く残り、自分で手を入れていく楽しみを残す旧車の魅力にハマり、気がつけばハコスカだけでは飽き足らず、フェアレディZも入手することになっていた。
Nosweb 編集部
【関連記事】
- 「G」のみに与えられし特権【1】Z432に比べ35万円ほど安い150万円で販売され、人気モデルに
- 「G」のみに与えられし特権【3】「旧車はベースの状態が重要。安物買いの銭失いという例も散々見てきた」
- 日産 フェアレディ 240ZG、駆動系&足回り関係の補修と完成までの道【11-1】ニッポン名車物語 復活編
- 現役引退後の警察車両・240ZGの顛末【1】交通警察隊で活躍したパトロールカー|1972年式 日産 フェアレディ 240ZG ハイウェイパトロールカー
- エアロダイナ・ノーズ。ナベさんの240ZG【1】1971年10月に国内リリースされた3ナンバーグレード|1971年式 日産 フェアレディ 240ZG