JOC竹田会長 退任を表明(全文1)次代の若いリーダーに託す
日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長が19日夕方、都内で報道陣の取材に応じ、「定年を迎える6月27日をもって退任する」と表明した。 【動画】JOC竹田会長、東京五輪招致をめぐる疑惑で退任表明(2019年3月19日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【動画】JOC竹田会長、東京五輪招致をめぐる疑惑で退任表明(2019年3月19日)」に対応しております。 ◇ ◇
竹田会長の退任意向表明
竹田:大会を控えて、このように世間をお騒がせしていることを大変心苦しく思っております。私はJOCの将来のことを思うと次代を担う若いリーダーにJOCを託して、そして東京オリンピックを通じて、日本の新しい時代を切り開いてもらうことが最もふさわしいという私の思いにまとまりました。つきましてはこの定年を迎える6月27日の評議員会をもちまして任期を終了し、退任することといたしました。先ほどそのように理事会でもご説明したところです。 司会:それでは質問のほうお願いいたします。はい、どうぞ。
退任意向を固めたのはいつか
記者1:退任をするという意向を固められたのはだいたいいつですか。また、それをIOCのバッハ会長にはもう伝えられましたか。 竹田:こういった退任を迎える前でもありましたし、定年を迎える前でもありましたし、このことは慎重に考えており、早いうちに自分の中では決めて、この日にお話しすることにしておりました。バッハ会長には、もう何回も直接連絡をしておりますし、きのうもおとといも電話で話しておりました。 司会:次の方。
IOC委員はどうするのか
テレビ朝日:テレビ朝日の【ヒライシ 00:02:01】と申します。IOC委員についてはどうなさるんでしょうか。 竹田:今申し上げませんでしたけども、IOCにつきましても今回辞任することといたしました。それは、IOC委員はIOCの憲章によると、その国のNOCの理事になることが求められております。私は今回、定年でJOCを退任いたしますので、IOCもこれで退任するということを決めました。 テレビ朝日:疑いをかけられていることについて、ご自身としてはどのようにお考えなのでしょうか。 竹田:私はこれまで申していますように、不正なことはしていない、潔白を証明すべく、今後も努力していきたいというふうに思っています。 テレビ朝日:フランス当局とはその後どういったやり取りがあったりなかったりしているのでしょうか。 竹田:いや、その後は直接ありません。