明治安田J3リーグ第13節の10試合が6日に行われ、首位の大宮アルディージャがついに初黒星を喫した。 10位松本山雅FCをホームに迎え撃って4連勝を目指した大宮だが、79分からの2分間でよもやの連続失点を喫すると、攻撃陣も今季初の無得点に終わり、0-2の黒星。開幕から13戦目にして初黒星となった。 序盤から守備を強いられる時間もあるなかで、しっかりとチャンスを作っていった大宮だが、こう着状態で後半へ。すると、79分に右サイドからのクロスに浅川隼人がヘッドで合わせ、松本が先制してみせる。 その1分後には先制アシストの藤谷壮が個人技でボックス右に仕掛けると、左足でネットを揺らして、松本が突き放しにも成功。首位討ちの松本が2試合ぶりの白星を手にした。 独走中の大宮が躓き、詰め寄るチャンスが巡った2位アスルクラロ沼津、3位FC大阪、4位FC今治、5位FC岐阜だが、4チームともに敗戦。勝利のAC長野パルセイロとFC琉球が4位、5位に浮上した。 また、下位ではカマタマーレ讃岐が川西翔太の9試合ぶりとなる一発でホームの沼津戦を1-0で勝利。開幕13試合目にして待望の初白星で18位に浮上し、最下位から脱出した。 最下位に転落したのはいわてグルージャ盛岡。アウェイのヴァンラーレ八戸戦では16分に高橋峻希のゴールで先制したが、そこから4失点で3連敗の5試合未勝利となっている。 ◆第13節 ▽5/6(月) ヴァンラーレ八戸 4-1 いわてグルージャ盛岡 FC大阪 0-1 FC琉球 FC今治 0-2 カターレ富山 福島ユナイテッドFC 2-1 奈良クラブ 大宮アルディージャ 0-2 松本山雅FC Y.S.C.C.横浜 0-0 SC相模原 ツエーゲン金沢 3-3 ガイナーレ鳥取 カマタマーレ讃岐 1-0 アスルクラロ沼津 テゲバジャーロ宮崎 0-1 AC長野パルセイロ FC岐阜 0-1 ギラヴァンツ北九州