【バレー】デンソーエアリービーズ・辻健志監督「価値のある勝利。チームは攻撃力の強化に取り組んできた」、石倉沙姫「サーブを打つことが怖くなった時期もあった。今は良いイメージでできている」 SV女子
第1戦 監督コメント
●辻健志監督 チームで練習してきた成果が第1、第2セットに良く出たと思います。特にサーブが機能したことで相手の攻撃を限定した状態で戦えました。非常に収穫がありました。 ただ、第3セット以降、自チームのミスも含めて前半にリードされる展開がありました。 まだ完成度が低いと思っています。しかし、最近の試合でもずっとそうなんですが、チーム一丸で試合に臨めていると感じています。交替したメンバーが非常に良い活躍をしてくれて、勝ち切る試合が増えています。 今日の試合もそれができました。チームの状態は上がっていると思っています。 ――開幕7連勝。昨シーズンのリーグ後半から、VCup、黒鷲旗と継続して成果に繋がっていると言いますか、本当に良い流れでチームが作られいると感じました。 チームの継続性、および今シーズンどういうことをテーマに掲げて臨んでいますか? 辻:元来うちの強みはディフェンスだと思っていて、粘り強さとかラリーをするというところに関しては自信を持っていました。 ただ、なかなかアタックが決まらない。その状況が昨シーズンにも出ていた中で、アタックの強化、決定本数を増やすというところに注力して練習してきました。 もちろん外国籍選手の活躍もあるのですけれども、日本人選手の攻撃力のアップというところに手応えを感じながら戦えています。 これは昨年から継続して取り組んだ成果、プラスアルファの部分だと思っています。
――セッターについて。移籍の山上有紀選手を先に投入するケースが多いようです。この狙いは? 辻:山上は移籍後からチームにフィットする準備ができていました。コンビネーションも含めて評価しています。 それから彼女の高さ、機動力ですね。カバーする能力というところも買ってスタート起用しています。 山口結可は調整で少しチームへの合流が遅れましたが、徐々にコンディションも上がってきています。 今後はどちらがスタートで行っても良い状況ですね。 長いリーグを考えたときには複数のセッターが活躍できることがチームの強みになると思っています。 そういったこともあって、今の段階では山上からスタートさせています。 相手の状況であったり、今後のチームの状況でいろいろ変化はさせていきたいなと思っています。
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