9日、のちのGI勝ち馬が名を連ねる伝統の2歳戦「デイリー杯2歳S」(GⅡ)/出走馬を紹介!
第59回デイリー杯2歳S(GⅡ、芝1600メートル)が9日、京都競馬場で行われる。過去の勝ち馬に2018年アドマイヤマーズ、昨年のジャンタルマンタルなど、のちのGI勝ち馬が名を連ねる伝統の2歳戦。今年の優勝馬はどの馬か。 ランフォーヴァウ(栗東・福永祐一厩舎、牝)は、2戦目の前走を芝1400メートル1分21秒3の好タイムで快勝した。内ラチ沿いの狭いところから伸びてきた勝負根性、抜け出すときの速さは申し分なし。新馬勝ちはならなかったが、素質は高い。 ダイシンラー(栗東・梅田智之厩舎、牡)は、札幌の新馬戦で大外から差し切って新馬勝ちを収めた。アタマ差の勝利ながら、2着馬と3着馬には2馬身半差。勝ち時計が遅いのは重馬場だったので仕方ないとしても、まずは速い時計への対応がポイントになるだろう。 ロヴィーサ(栗東・大根田裕之厩舎、牝)は京都の芝1800メートルで、内から突き抜けて新馬勝ち。すっと3番手につけたように先行力があり、1ハロン短縮は問題なさそうだ。