今何している? 旧ゴシップガール・キャストたちのその後
そんなバッジリーの魅力に着目したのがアリアナ・グランデで、ブランディのヒット曲にインスパイアされた「The Boy is Mine」ミュージック・ビデオにバッジリーを起用。ネズミ対策として飢えた野良猫を街に放つという漫画みたいな政策を真面目に主張する市長役で、アリアナの目をハートにさせている。最近はミュージシャン活動は、開店休業状態のようだが、2022年からは脚本家のナヴァ・カヴェーリンとビデオ・クリエイターのソフィー・アンザリと共同でポッドキャスト「Podcrushed」をスタート。ティーンが体験しがちな傷心や不安、自己発見などにに関して多彩なゲストと率直に語っている。
レイトン・ミースター
ブレア役でブレイクしたレイトンは、出演中から映画出演も多かったし、ミュージシャンとしても活動。シリーズ終了後も音楽活動を続けてツアーを行なったり、ブロードウェイ進出したりとキャリアの幅を着実に広げている。日本公開(放映)作が少ないので活躍ぶりがなかなか伝わらないが、コンスタントに映画やTVシリーズに出演している。
コメディ・センスを絶賛されたTVシリーズ『Single Parents』と『ママと恋に落ちるまで』のスピンオフ『How I Met Your Father』は、残念ながら2シーズンで終了。しかし上流階級のロマンスを描く『ブリジャートン家』や『ギルデッド・エイジ』に続くと評判の『バカニアーズ』第2シーズンの出演が決定。レイトンが演じるキャラクターについてはまだ公表されていないが、イギリス貴族と結婚したアメリカ人女性の可能性大。
一方、私生活は相変わらず秘密のベールに包まれている。生活費をめぐって母親と裁判になったトラウマがあるのだろう、プライバシーを守ることにかけては、ハリウッドでも1、2位を争うほど。2014年に『The Oranges』で共演したアダム・ブローディと極秘結婚して、娘と息子が誕生しているが、インタビューなどで私生活について語ることはほとんどない。