スズキ、バイオガスの研究開発でパキスタンの大学と協力
スズキは、パキスタンのファイサラバード農業大学(UAF)とバイオガスの共同研究と開発についての覚書を結んだと発表した。バイオガス技術や有機肥料の共同研究と開発、商業化などを検討する。 スズキは、牛糞(ふん)由来のバイオガスで新車を走らせる構想を持ち、すでにインド子会社のマルチ・スズキ・インディアのマネサール工場でバイオガス精製の試験プラントを6月から稼働させ、精製したガスを生産工程や工場内の食堂向けに活用中。インドの現地企業ともバイオガスの実証や生産プラントの設置で合意している。