創成館も平田も「守りの野球」…どう崩す? センバツ交流試合・第2日の見どころ
2020年甲子園高校野球交流試合(日本高校野球連盟主催、毎日新聞社、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)は第2日の11日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で3試合がある。第2試合の創成館(長崎)―平田(島根)の見どころを紹介する。 【写真特集】大型ビジョンの集合写真で開会式に「参加」 ◇第2試合(12時40分) 創成館(長崎=2回戦敗退)―平田(島根=準々決勝敗退) ※左が一塁側、かっこ内は県名と独自大会の成績 創成館、平田ともに投手を中心とした「守りの野球」が持ち味。打力で優位に立つ創成館を、平田のエース右腕・古川がどこまで抑えられるかが鍵だ。 創成館は長打力のある猿渡を軸とした打線に、策も大胆さを備える。エース左腕・白水は精度の高いチェンジアップで緩急を使い、投球に安定感がある。控え投手も枚数がそろい、守備も堅い。 平田は俊足でミート力がある1番の保科がチャンスを作り、中軸の坂田らが還すのが得点パターン。古川は多彩な変化球や緩急を織り交ぜながら打たせて取る投球が身上だけに、相手が機動力で揺さぶってきた時に冷静に対処できるかがポイント。先取点を奪って接戦に持ち込めば、勝機が見える。