銀輪と列車で浜風満喫 11月の「ツール・ド・いわき~ライド浜海道」 13日募集開始
11月3日に福島県いわき市や双葉郡の沿岸部などで開かれる自転車イベント「ツール・ド・いわき2024~ライドふくしま浜海道~」で、JR常磐線浪江駅―久ノ浜駅間に「復興サイクルトレインコース」が初めて導入される。サイクルツーリズムを楽しんでもらうとともに、東日本大震災からの復興の歩みを感じてもらう。 実行委員会がJR東日本水戸支社と協力して企画した。いわき市小名浜のアクアマリンパークを自転車で出発し、広野町、楢葉町、双葉町、浪江町を経由した後、浪江駅で列車に自転車を乗せ、久ノ浜駅で下車し、再び自転車でアクアマリンパークに戻る。全長約165キロのコースのうちサイクルトレインは約45キロ。 13日午前7時から販売を開始し、ウェブサイト「JRE MALLチケットJR東日本水戸支社店」からかツール・ド・いわきのホームページから申し込む。募集人数は96人。参加費は一人9800円(税込み)。 ◇ ◇
ツール・ド・いわきは福島民報社などでつくる実行委員会の主催で、今回で11回目。アクアマリンパークをスタート・フィニッシュ地点に開かれる。コースは「復興サイクルトレインコース」の他、ロング(約100キロ)、ミドル(約70キロ)、ショート(約35キロ)の3コースを設ける予定で、4コース全体で約900人の参加を見込んでいる。市内のサイクリングロード「いわき七浜海道」などを利用する他、浜通りのナショナルサイクルルート認定を後押しするため、一昨年と昨年に続き双葉郡を含む広域ルートとする。ロング、ミドル、ショートの3コースの参加者は10日午前7時からツール・ド・いわきのホームページで申し込みを受け付けている。