〔ロンドン外為〕円、157円近辺(14日正午)
【ロンドン時事】週末14日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、日銀の金融政策決定会合を受けた円売り・ドル買いの流れが一服し、1ドル=157円近辺で小動きとなった。正午現在は156円91銭~157円01銭と、前日午後4時(156円89~99銭)比02銭の円安・ドル高。 日銀はこの日開いた金融政策決定会合で、政策金利を据え置くとともに、国債の買い入れ減額方針を決定。ただ、減額ペースなどの具体策を決めるのが7月の会合に先送りされたことから、円は一時158円台前半まで急落した。その後、植田和男総裁が記者会見で「減額する以上、相応の規模になる」と発言すると、円安の流れは一服。欧州時間は円を買い戻す動きが優勢となった。 対ユーロは1ユーロ=167円86~96銭(前日午後4時は168円99銭~169円09銭)と、1円13銭の大幅な円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0693~0703ドル(同1.0766~0776ドル)。 ポンドは1ポンド=1.2701~2711ドル(同1.2761~2771ドル)。スイス・フランは1ドル=0.8928~8938フラン(同0.8939~8949フラン)。