石川遼が全米オープン切符獲得 メジャーは「ゴルフ観を肌感覚でアップデートできる」 2年連続での予選通過/国内男子ゴルフ
全米オープン選手権日本地区最終予選(20日、滋賀・日野GCキングC=6910ヤード、パー70)34人が参加して36ホールで争われ、ツアー18勝の石川遼(32)=CASIO=が通算9アンダーの首位で、今季メジャー第3戦「全米オープン」(6月13日開幕、ノースカロライナ州パインハースト・リゾート)の出場権を獲得した。 第1ラウンド(R)を4バーディー、ボギーなしの66で回り6位につけると、第2Rでも65と伸ばし、昨年に続いて予選通過。「3パットもなかったし、ショットもよかった。いいゴルフができた」と笑みを浮かべた。 昨年63位だった「全米オープン」に2年連続で挑む。「(メジャーは)自分のゴルフ観を肌感覚でアップデートできる場所。出場できるにこしたことはない」と大舞台を心待ちにした。 同じく通算9アンダーで首位の河本力(24)=大和証券=も出場権を獲得。最後の1枠は、通算8アンダーで並んだ5人によるプレーオフを制した清水大成(25)=ロピア=が勝ち取った。 蟬川泰果(23)=アース製薬、19日の「関西オープン」で初優勝を飾った幡地隆寛(30)=ディライトワークス=は棄権となった。