ゴスペル歌う夫婦を包丁で刺した罪に問われた男 懲役5年6カ月の判決 名古屋地裁
メ~テレ(名古屋テレビ)
公民館で音楽活動中の夫婦を包丁で刺した罪に問われた男に、懲役5年6カ月の判決です。 殺人未遂などの罪に問われたのは住所不定、無職の前田道夫被告(69)です。 起訴状などによりますと前田被告は去年10月、名古屋市熱田区の公民館で、男性(当時54歳)の背中を包丁で複数回刺したほか、男性の妻(当時49歳)の胸に包丁を突き刺したとされています。 夫婦らのグループは当時、ゴスペルソングを歌うなどの活動をしていました。 検察側は懲役8年を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めていました。 28日の判決で名古屋地裁は、「音をうるさいと不快に感じていた」「強い殺意を感じ取れる悪質な犯行」などとして、懲役5年6カ月を言い渡しました。