【MLB】マーリンズがシューマッカー監督の今季限りでの退任を正式に発表 ただちに新監督探しを開始へ
日本時間9月30日、マーリンズは2024年レギュラーシーズンの最終戦を終え、スキップ・シューマッカー監督が今季限りで退任することを正式に発表した。ブルース・シャーマン・オーナーは「スキップ、ピーター・ベンディックス編成本部長、オーナーグループの話し合いにより、お互いが合意し、来季スキップが監督としてチームに戻ってくることはないと決定しました。マーリンズはただちに、我々の次の監督となる新たなリーダーの選考プロセスを開始します」との声明を発表。新監督探しに着手することを明らかにした。 【動画】マーリンズのレギュラーシーズン最終戦のハイライト シューマッカー監督は祖母の死去により、シーズンの最終2試合を残してチームを離脱。すでに退任の可能性が報じられていたが、球団から正式に発表された形となった。シューマッカーはパドレスやカージナルスでコーチとしての経験を積み、2年前にマーリンズの監督に就任。1年目からプレーオフ進出を果たし、ナ・リーグの最優秀監督に選ばれた。しかし、昨年オフにキム・アングGMが辞任してベンディックス編成本部長が就任した際、2025年の球団オプションを無効とすることに合意。他球団からの評価も高く、今季限りでの退任が既定路線となっていた。 シューマッカーは「マイアミ・マーリンズの監督を務めることは、私にとって非常に名誉なことでした。スタッフや選手たちと友情を育み、一緒に成し遂げてきたことに誇りを感じています。ブルース・シャーマンをはじめとする球団組織全体、そしてファンの皆様からのサポートにも感謝しています。2023年のプレーオフ進出は一生の思い出です」との声明を発表。すでにホワイトソックスやレッズが新監督候補として狙っていることが報じられており、今オフはシューマッカーをめぐって激しい争奪戦が繰り広げられる可能性もありそうだ。