ウルグアイ代表からの引退を決意したスアレス…「世界中の何にも代えがたい」と振り返った瞬間は?
インテル・マイアミのFWルイス・スアレスが2日にウルグアイ代表からの引退を表明した。記者会見でのコメントをアメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。 【動画】“韓国のメッシ”、別人すぎる現在の姿が話題に スアレスは2007年2月のウルグアイ代表デビューから17年間で142試合に出場し、同国歴代最多の69ゴールを記録。代表でプレーする最後の試合は、今月6日にホームで行われる北中米ワールドカップ南米予選の第7節パラグアイ代表戦となる。37歳ストライカーは代表引退について、会見で次のように語った。 「幸運なことに、僕は一歩身を引きたいから代表を引退する。僕は37歳で、次のW杯に出場するのはとても難しい。ケガで引退するのでも、招集されなくなるのでもない」 「僕個人としては、その一歩を踏み出したい、その準備ができたと感じることは、とても助けになる。決断は簡単ではなかった。でも最後の試合まで全力を尽くし、その炎がゆっくりと燃え尽きることはなかった」 スアレスはこれまで2010年南アフリカW杯のベスト4や2011年のコパ・アメリカ優勝に貢献。そのコパ・アメリカでは4ゴール2アシストの活躍を見せ、大会MVPに輝いた。 当時を振り返り、「自分のキャリアの中で多くのタイトルを獲得できたのは幸運だったが、コパ・アメリカのタイトルは世界中の何にも代えがたいものだ」と言及している。 そして「2011年のコパ・アメリカのトロフィーは、プロ選手としてのキャリアの中で最も美しい瞬間だった」と話した。