習い事は必ずさせるべきものではない......子供の可能性や選択肢を増やす“はじめての体験の観察”とは?
習い事はどう決めればいい?
鈴江アナ「オンラインでの習い事も含めるとすると、機会って無限にあるなと思いました。 すごく幸せな悩みを想定した時にそういう機会に溢れていて、時間は限られているのに選択肢が多すぎるとなったときに、私たちはどういう基準で最初の体験内容を決めたらよいとかありますか?」 小助川さん「1つの事例としてなんですけども、私の場合は“まず親がやりたいこと”に子供を連れ回します。 私の場合は、やはりインターネット企業にいたので、『これからはプログラミングでアイデアを形にして世界に発信できる』と知ったときに、これは凄いと思いました。 観察していて息子はモノづくりが好きだとわかっていたので、もしかしたらプログラミングにハマるかもしれないと思ったんです。 そこで無料体験が近くで行われたときに親子で会話したところ、息子から『行ってみたい!』と言われました。 結果的に息子はそこからプログラミングにハマって、小学3年生で世界最年少でワールドロボットオリンピアードでロボコンの7位になりました。 この体験は私自身も驚きでした。 なので、まずは親の興味とかから始まってもいいと思います。ただそれを子供が嫌がっている、前向きでないのに押し付けるというのはやめた方がいいと、本当にそれだけなのかなと思います。 子供軸でも親軸でも好きや好奇心から、まずは始めてみます。そこで本人を観察して、好きそうだなと思ったら、機会をさらに渡していくといいと思います」