多くのクラブが注目

マテタは昨季大きく飛躍した photo/Getty Images

クリスタル・パレスでプレイするジャン・フィリップ・マテタ（27）には様々なクラブが注目している。 2022年の冬にパレスに加入したマテタは昨シーズン大きく飛躍を遂げたストライカーだ。シーズン序盤こそ絶対的な存在ではなかったものの、シーズン途中から存在感を発揮。特に2月にオリヴァー・グラスナー監督が指揮官に就任して以降は、得点を量産。プレミアリーグ最後の13試合で13ゴールという圧巻の記録を残し、最終的に公式戦39試合の出場で、19ゴール5アシストをマークした。 昨シーズンの活躍で評価を大きく上げたマテタはマイケル・オリーセ、エベレチ・エゼと共にビッグクラブへの移籍が噂されるほどにまで成長を遂げた。英『THE Sun』によると、以前も同選手にオファーを出したこともあるライプツィヒやヴィクター・オシムヘンの代役に同選手を据えるナポリなどがマテタに興味を持つクラブと考えられている。 また英『Evening Standard』によると、アストン・ヴィラはマテタを巡ってパレスと接触したようだが、パレスは同選手を売却対象ではないと断りを入れたという。すでにクラブとマテタの代理人は新契約に向けた話し合いをしており、大型契約を準備しているという噂も浮上している。 現在パリ五輪にU-23フランス代表のオーバーエイジ枠として参加しており、グループステージ第3戦のニュージーランド戦、準々決勝のアルゼンチン戦と2試合連続でゴールを決めている。パリ五輪中にも評価を上げるマテタをこれからビッグクラブが獲得に動いてもおかしくない。しかしオリーセがバイエルンへの移籍を果たした今、パレスにとってマテタはキーマンであり、今夏の退団は阻止したいところだ。192cmと大柄でフィジカルやスピード、そして決定力も兼ね備えたマテタの今夏の去就に注目だ。