【もう迷わない】ジギングのフックは簡潔に選べ!<<いまさら聞けないスロージギングPartⅡ>>【清水一成】
フックの選び方②:セット位置
清水「じゃあなんでわざわざ上下にセットするのか。それは魚が食ってくる向きによります。ジグに反応する魚はジグの進行方向から食ってくる。なので、フォールで食う時にはテール側にフックをセットします。逆にシャクり上げた時に食う状況ならば、ヘッド側から食ってくるので上側にフックをセット。巻き上げで食う時も上。だから上下とも必要なんです」 フォールでしか誘わない、あるいは上げでしか誘わないといった状況ではそれぞれ下あるいは上だけにセットすれば基本はオーケーだ。 [写真キャプション] フッキングのためだけでなく、動きのバランスを取り、より安定して動かすために上下にフックをセットすることも。
フックの選び方:フック選びは難しくない
清水「フックを大きくしたり、アシストラインを長くすると抵抗になって引っ張られてジグが横になる時間が長くなるとかはありますが、そんな難しいことはまだ考えなくてもいい」 清水さんの考えはやはりシンプル、どうしたら魚に掛かるか、だ。 清水「大事なのは針の位置。またフックの大小や数は、その日の状況がよかったらシングルにする、釣れる魚が小さかったら大きくする、バレるならダブルにする…。そんな発想でフッキング率は変わってきます。まずはフックに対する考え方ですよね。どうすればフッキングしやすいか。それだけを考えてください」 [写真キャプション] 実釣中、最大魚となった真鯛。厳しい条件の中でも釣果を得るために最低限のことをシンプルに考えるのが清水さんの流儀だ。
清水さんの実釣使用タックル
◆TGベイト120g用 ロッド:ソルティガSJ 61B-1・W(DAIWA) リール:ソルティガIC 300H-SJ(DAIWA) ライン:UVF ソルティガデュラセンサー 8ブレイド+Si2 1.5号(DAIWA) リーダー:ソルティガ フロロリーダー X’LINK(クロスリンク)30lb(DAIWA) ◆FKジグ180g用 ロッド:ソルティガSJ 61B-2・W(DAIWA) リール:ソルティガIC 300H-SJ(DAIWA) ライン:UVF ソルティガデュラセンサー 8ブレイド+Si2 1.5号(DAIWA) リーダー:ソルティガ フロロリーダー X’LINK(クロスリンク)30lb(DAIWA)