電動化と円安で大ピンチ! 絶滅前にイケオジが乗るべきお安い輸入車5選
ライオンマークのプジョーも行ってみましょう。308はもう予算圏外なので忘れましょう。ラインナップ中、もっともコンパクトなプジョー208(318万3000円)はお得です。
新世代デザイン濃度はやや薄目ですがオジサンたちが若い頃よりボディは大きくなっているので実用性は十分。軽快な1.2Lターボ∔7EDCで猫足の走りを味わいましょう。
独特のメカや異色のデザインでかつては変態さんのクルマとして認知されていたシトロエンも、やっと時代が追い付いてきたのかフツウに見えてきました。シトロエンC3(315万7000円)が未だこの価格なんてインポーターさんも頑張っています。
ちょっと背が高く見ようによってはクロスオーバーなコンパクトハッチバック。4ドアですから使いやすさも身上。1.2LターボとトルコンATなので信頼性も高そう。
「イタフラ車って壊れんじゃね?」なんて不安がよぎるオジサンにはフォルクスワーゲン・ポロ(279万9000円)がおススメ。もうUP!がカタログ落ちして300万円以内のクルマはないかって感じだったのですが、「GTIが欲しい!」とか言わなきゃ問題ナシ。
前出のモデルたちと比較してこの子だけ大きく見えますが、実際のボディサイズは全長4085×全幅1750×全高1450mmでホイールベースが2550mm。ふっくらした兄貴分のゴルフより使いやすいサイズ感かと思います(奥様も安心ドライブ)。
欧州市場は数的にコンパクトSUVのイキオイが加速中です。しかし、総予算は安めに見積もっても今の日本では350万円を超えてしまいます。車両価格が絶賛バグり中のいま、イケオジこそ若かりし日々を思い出し、「安い・美味い」なクルマ選びでセンスを見せつけてください。それではまた! Text:Seiichi Norishige
教重 誠一