電動化と円安で大ピンチ! 絶滅前にイケオジが乗るべきお安い輸入車5選
欧州車の激戦区、味わい濃厚な小型ハッチバックを今こそ愛車に
免許を取ってから一度は脳裏をよぎる輸入車ライフ。なんとなくテイストが違う外国産デザインに少なからず異文化を感じ憧れたもの。いまさら死後でしょうがオジサンたちが若き日は「輸入車」なんていわず「外車」っていっていましたからね。いつから輸入車になったのかさえ記憶にございません。 この記事の他の画像を見る
バブル期の円高時代はイケイケドンドン。ドル円レートは80円台に突入。給料は倍増しなくても賞与だけで年収に匹敵するなど、「そりゃお立ち台に上りますよね!」って状態に。輸入車もお安く乗れました。
で、嘆いてばかりいられないのですが、由々しき問題は輸入車のエントリー価格が上がってしまったこと。価格的に買いやすいのは小型ハッチバック系なのですが、押し寄せる電動化の波でそもそも分母となるモデル数が減少。ヤバイ状態です。 というワケで、手軽に乗れる気持ち的には300万円台前後の輸入車を見てみましょう。
冒頭、在庫車があれば駆け込みOKか? という希望が残っているのがルノー・トゥインゴ(250万円)とフィアット・パンダ(289万円)です。また最近、追い打ちをかけるようにフィアット500(259万円)も販売終了のアナウンスがありましたが、いまなら在庫限りの“チンクエチェント”は間に合いそう。
フィアット500はEVが既に導入されているのですが、そもそもエンジンの生産をやめてしまいました。小型車のエンジンって大量生産が前提。新規にエンジンを作らないのですからクルマ本体も当然終売という流れなんです。
ラテン系の流れで追っていくと、ルノー・ルーテシア(299万9000円)のエントリーモデルが戦略的価格で魅力的です。欧州のコンパクトハッチは各社が激戦を繰り広げるカテゴリーであり、数的にも売れていましたからクルマのつくりが秀逸なんです。
こちらも電動化の影響でE-TECが猛威を振るいますが、少し欲出してインテンス・ファイナルエディション(314万円)があれば大満足なお買い物。シートのデキはいいし、1.3Lターボの走りは元気丸出し。