毎月スマホ代を「6000円以上」も支払っています。友人に「格安スマホにしたら?」と言われましたが、「大手キャリア」よりいくら安くなりますか?
現代人にとって、スマートフォンはなくてはならない存在ともいえるでしょう。しかし、毎月のスマホ代が負担となり、「家計が苦しい」「節約したい」などと感じている方もいるかもしれません。スマホ代の節約を考えたときに強い味方となるのが、「格安スマホ」です。 格安スマホは「大手キャリア」と何が違うのでしょうか。また、料金がいくらくらい「格安」になるのかも、気になるところです。当記事では、格安スマホのメリット・デメリットや、大手キャリアとの価格差について解説します。
携帯電話の毎月の支払額は平均「約5824.8円」
総務省「情報通信白書令和3年版」によると、固定電話通信料と携帯電話通信料を合わせた「電話通信料」が消費支出に占める割合は「4.35%」であり、前年から0.25%ほど上昇傾向にあるようです。 また、総務省事務局が公表した資料「携帯電話の料金等に関する利用者の意識調査(概要)」においては、携帯電話の毎月の支払額は令和3年3月時点で推計平均「約5824.8円」となっており、家計にとっては依然として大きな負担であることが分かります。
「格安スマホ」とは?メリット・デメリットも解説
現在携帯電話通信料において、注目を集めているのが「格安スマホ」です。 格安スマホは格安SIMとも呼ばれ、総務省「携帯電話ポータルサイト」によると「通信設備を持つ会社から、ネットワークを借りて携帯電話サービスを提供しているMVNO(Mobile Virtual Network Operator : 仮想移動体通信事業者)と呼ばれる事業者のサービス」を指すことが一般的と説明しています。 自社でネットワークを持たず回線を維持するコストもかからないことから、いわゆる「大手キャリア」より通信料が圧倒的に低価格です。一方、通信品質は大手キャリアに及ばない、実店舗が少ないため手続きはオンラインが中心といったデメリットもあります。
「格安スマホ」と「大手キャリア」はいくらくらい料金が違う?
大手キャリアから格安スマホに乗り換えた場合、携帯電話通信料はいくらくらいの節約になるのでしょうか。ここでは、ある「格安スマホ」と、「大手キャリア」の料金プランを例に、具体的な違いを見ていきましょう。 まずは、ある格安スマホの料金プランを表1にまとめました。 表1