30代の週刊誌記者が見た…職場での「他人の悪口」への共感、じつは「もっとも危険な行為」と言えるワケ
悪口に対する究極の対処法
もし、職場の人に悪口や陰口を言われていることに気づいたら、どうすればいいでしょうか? ビジネスの世界、なかでも競争意識の高い業界になると、足の引っ張り合いやいがみ合いはよくある話です。だからといっていちいち反論、反発していたら、ますます対立関係が深まりますよね。 私も以前、「あいつが可愛がられているのは上司とデキてるからだ」と変な噂を流されたことがありますが、徹底してスルーしていました。 お釈迦さまの話に、こんな法話があります。 「他人に贈り物をしようとしても、受け取らなければ贈ろうとした者に戻る。悪口も同様に、受け取らなければ、言った側に戻っていくのです」 悪口は言われても受け取らない。そうすれば相手も「言うだけ損」だと思ってあきらめるでしょう。 …つづく<30代、週刊誌記者の「ありえない要求」に取材先が大激怒…!これだけは絶対に「やってはいけなかった」と反省したワケ>では、意外と無意識にしている「自分の押し付け」に気が付く方法をお伝えします。 構成/樺山美夏
山田 千穂(記者)