大崎に県高野連からセンバツ旗授与 全国制覇へ、ナイン思い新た 主将、全力プレー誓う /長崎
第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)に出場する県勢の大崎に3日、センバツ旗が授与された。同校の校章を配したえんじ色の重厚な旗を手にした大崎ナインは、全国制覇への思いを新たにした。 西海市大島町の同校体育館で授与式があり、秋山章一郎主将(2年)が緊張した面持ちで県高野連の西田哲也会長から旗を受け取った。西田会長は「日本の西の果ての高校がどんな試合をするか注目されている。はつらつとしたプレーで大崎と西海市の名を全国に知らしめてほしい」と激励した。 その後の壮行会で、秋山主将は「九州の代表として恥じないよう、甲子園に行けなかった3年生の分まで全力でプレーする」と宣誓。酒井俊治校長は「4月頭には優勝報告会ができると思うので、選手の皆さんよろしくお願いします」と笑顔で呼びかけた。部員29人は在校生らからの大きな拍手で送り出された。 大崎は大会3日目(21日)の第2試合で、同じ九州勢の福大大濠(福岡)と対戦する。【中山敦貴】 〔長崎版〕