エコ意識が高過ぎた?...キャサリン妃の「予想外ファッション」に世界が驚いた瞬間が再び話題に
<その場にふさわしいエコ意識の強いメッセージを贈った、最初で最後のドレスとは>
2022年12月、ウィリアム皇太子とともに数日間の日程でボストンを訪問した際に、第2回目となった「アースショット賞」授賞式に出席した際のキャサリン妃の動画がいま再び話題になっている。 【話題の動画】レンタルドレス?...「グリーンカーペット」に降り立つ瞬間のキャサリン妃 わずか48時間で20万回以上再生され、5500もの「いいね!」を獲得した動画は、夫妻が車から降りて「グリーンカーペット」に登場した際の強烈な印象を残したキャサリン妃をとらえたもの。 待ち構えていた群衆からカメラのフラッシュと歓声が上がったその瞬間、キャサリン妃が最も大きな注目を集めたのは何を着て出席するかということだった。 ウィリアム皇太子がベルベットのジャケットと黒の蝶ネクタイで控えめな装いをしていた一方で、キャサリン妃は後ろに大胆なスリットが入ったオフショルダーの鮮やかなグリーンの床丈のロングドレスを着用していたのだった。 さらに驚くべきことは、「ソレイス ロンドン(Solace London) 」のドレスは私物ではなく、レンタルだった点だ。しかも、レンタルマッチングサービス「HURR」で借りたものであったことも話題に。同モデルのドレスは、1カ月で144ポンド(2万7000円)でレンタル可能だ。 キャサリン妃が公の場でレンタルドレスを着用したのがこれが最初で最後とされ、その場にふさわしいエコ意識の強いメッセージを送ることとなった。 そしてドレスだけでなく、ジュエリーも話題となった。1997年にダイアナ元妃が亡くなって以来、着用されていなかった王室の家宝であるネックレスが披露されたからだ。 キャサリン妃が身に着けていたのは、1920年に[エリザベス女王の祖父にあたる]ジョージ5世の妻メアリー王妃が注文したエメラルドとダイヤモンドのアールデコ調のチョーカーネックレスで、1981年にエリザベス女王が結婚祝いとしてダイアナ妃に贈っている。 そのネックレスにキャサリン妃は自身のエメラルドとダイヤモンドのイヤリングを合わせたのだった。 「アースショット賞」は2020年にウィリアム王子(当時)が設立。地球環境保全のためのエコ意識を拡大するために、100万ドルの助成金を5つの団体に贈るものだ。 アースショット(Earthshot)とは、ジョン・F・ケネディ大統領が1962年に行なった「ムーンショット(Moonshot)演説」にちなんで名付けられたもので、2022年の授賞式はケネディ大統領図書館・博物館のあるボストンで行われた。
ジェームズ・クロフォード・スミス