【老け方診断】あなたの「老け方タイプ」は? 日本人が悩みやすい4大老化サインに要注意
日本人が悩みやすい 4大老化サイン
【肌コケ】 20歳ごろを過ぎると増えることがない皮下脂肪(中性脂肪とは別モノ)や筋肉が減ることでこめかみや頬などの肉が削げてコケた印象に。頬や額の骨が高い人は比較的なりづらい。 【たるみ】 顔の輪郭が曖昧になり、顔全体が下がった印象に。もたついたお肉に引きずられ、目の下のゴルゴラインやほうれい線、口もとのマリオネットラインも目立ってくる。 【シミ】 紫外線を浴びる&浴びたことによる光老化由来のシミと女性ホルモンやこすれによる肝斑の2種のシミがある。メラニンの生成は生体の防御反応なのでストレスでも濃くなる。 【シワ】 紫外線や乾燥、湿疹などで表皮から真皮に炎症が生じて目立つ乾燥小ジワ。それが進行し、真皮のコラーゲン・エラスチン線維などが減少・変性すると表情ジワも深くなる。
あなたはどのタイプ? 老け方診断で傾向を知る
慶田先生の話を基にチェックリストを作成。該当項目が一番多いものが、将来のあなたの肌に顕著に現れやすい老化サイン。真っ先に対策すべき現象はどれ? 【Type 01】 □ どちらかというと痩せやすいのが悩み □ 過去に過激なダイエットをしたことがある □ お肉や魚より、米やパンが好き □ 骨が華奢で鎖骨や指の骨が目立つ □ 指で頬を押すと肌がズボッと凹む この項目にチェックが多い人は・・・「肌コケの進行に要注意」 筋肉や脂肪のボリュームロスによる肌コケは、食事でしっかりとたんぱく質を摂ることが先決。スキンケアでは表皮の水分量を保つ・ターンオーバーを適切に保つ、コラーゲン分解を進める紫外線を徹底的にブロックするなど、肌の厚みを損なわないケアをメインに。 【Type 02】 □ 手で触れると吸い付くように肌がやわらかい □ 首のシワが目立つ □ 骨感はあまり目立たない □ 筋肉がつきにくい □ どちらかというと色白だ この項目にチェックが多い人は・・・「たるみの進行に要注意」 加齢により、誰しもキュッと引き締まった輪郭は徐々にゆるんでいく傾向にあるが、もともと肉質が柔らかな人はたるみの進行が特に顕著。キメ細かく、毛穴も目立たない肌なので、表皮の肌を下支えするコラーゲンやエラスチンの質を低下させないケアを意識して。 【Type 03】 □ 日に当たると肌が赤くなる □ アウトドアな趣味がある、または仕事で外回りが多い □ 日焼け止めをうっかり塗り忘れることがある □ 野菜や果物を食べる習慣が少ない □ ちょっとしたことでクヨクヨ悩む この項目にチェックが多い人は・・・「シミの進行に要注意」 紫外線に対する耐性が弱く、抗酸化力が低め。日焼け止めでの防御はもちろん、日傘や帽子などの物理的なUVカットも徹底して。紫外線を浴びたら、酸化ストレスを即消去するケアも必須。フィトケミカル、ポリフェノールリッチな果物や野菜の摂取も有効だ。 【Type 04】 □ お酒が好きで飲酒量も多い □ 肌をこすりがち □ 肌の乾燥が気になる □ 若い頃に無防備に日焼けした経験がある □ 四六時中スマホ漬けで顔が下向き この項目にチェックが多い人は・・・「シワの進行に要注意] 原因に生活習慣的要素が多いので、逆を言えば最もリカバリーしやすい。保湿を徹底し、肌を強くこするなどの過剰なケアを行わないよう心がけて。アルコールは、肌の生まれ変わりに必要なビタミンB群を大量に消費するので、極力控えるのが美肌維持には重要。 MAQUIA 9月号 撮影/李 有珍〈aosora〉 イラスト/green K 取材・文/平 輝乃 企画/火箱奈央(MAQUIA)