6割以上が悩む<夜間頻尿>の原因を専門医が解説。「糖尿病、高血圧、心不全などが関係していることも…」
◆夜間頻尿のほとんどは自力で治せる 夜間頻尿は、ほうっておくとやっかいな症状ですが、ほとんどはよくなります。 具体的な対策は「会陰さすり」と「夕方の早歩き」、生活改善(水分のとりすぎを避け、水分摂取のタイミングを適切にすること、足のむくみを取ることなど)が有効です。 ただし、夜間頻尿の原因が、高血圧などの持病にあることもあります。 ごくまれですが、抗利尿ホルモンの作用システムが壊れて、夜に薄い尿がたくさん出る病気もあります。 また、生まれつき抗利尿ホルモンの分泌が悪い病気もあります。 セルフケアで改善しない場合、このようなケースも考えられるので、泌尿器科を受診してください。 ※本稿は、『頻尿・尿もれ 自力でできるリセット法』(アスコム)の一部を再編集したものです。
高橋悟