開業が迫った「神戸アリーナ」

神戸・新港第２突堤で建設が進む「神戸アリーナプロジェクト『ＴＯＴＴＥＩ（トッテイ）』」が、開業１００日前をむかえて記者会見がおこなわれ、テナント第１弾として「ユーハイム」（本社：神戸市中央区）の出店が発表された。 【写真】神戸アリーナ、夜の煌びやかさがすごい… ■ 客席数７０強、ユーハイム初の試みも 「ジーライオンアリーナ神戸」を中心に、周辺のパークを含む新エリア『ＴＯＴＴＥＩ』の開業日は２０２５年４月４日。「ユーハイム」が出店するのは、三宮駅や元町駅側のアリーナ正面入口１階で、客席数７０強の予定。 同社代表取締役社長・河本英雄氏は、「これから先の５０年を真剣に考えてお客様を迎える迎賓館的なカフェを、神戸元町の本店の別館として一体運営していく形で考えております。また、職人と同じようにバウムクーヘンを焼く技術がある『バウムクーヘンＡＩ職人ＴＨＥＯ』を３台常勤して、一番やりたかったバウムクーヘンの食べ放題をする。テオがバウムクーヘンをひたすら皆様のためにお焼きして、時間制にはなるんですけど、焼き立てのバウムクーヘンの食べ放題という初めての試みをやっていきたい」と意気込んだ。 ほかに、本店でも販売しているフィレンツェ発の老舗ジェラートショップ「Ｂａｄｉａｎｉ（バディアーニ）」を出店するほか、神戸牛のミートパイもスタンバイ。また、サステナブルを意識して、バウムクーヘンで出てしまうヘタ部分を利用してつくる「バウムクーヘンビール」も企画するとした。 『ＴＯＴＴＥＩ』の開業は２０２５年４月４日。ユーハイム以外のテナントは、今後順次発表される予定。 取材・文・写真／太田浩子