【芦屋ボート(モーニング)ヴィーナスS】長崎支部の嶋田有里が130期最後の初勝利
<19日・芦屋ボート・2日目> 長崎支部の嶋田有里(22)が2日目6Rの4コースから、まくり差して通算332走目にしてデビュー初勝利を飾った。 「焦るとFをしてしまうので、冷静になりながら常に狙っていました」。コンマ18で内枠勢と並んだSだったが、1周1Mで1、2号艇の間を割って入った。「(山口)真喜子さんが横にいて、(抜かれるかもしれないと思って)すごく怖かったです」。1周BSは半艇身の距離で1号艇の山口真喜子に迫られていたが、2周1M、慎重にターンマークを回って単独トップに躍り出た。「最後まで先頭を走っているのが信じられなくて、ドキドキしながらターンマークを回っていました」
10R後に、大時計の前で水神祭が行われた。130期は26人。次々と同期が初白星を挙げるなか、未勝利は最後の一人となっていた。「130期のラストです。ようやく勝てて良かったです」とほっとした表情を浮かべ、「まずは師匠の中村辰也さんに初勝利を伝えたいです」と笑顔をはじけさせた。