英王室特別区と友好協定 福島・本宮、庭園通じ交流
東日本大震災後、姉妹庭園協定を結び交流してきた福島県本宮市と英ロンドンのケンジントン・チェルシー王室特別区は4日、本宮市で友好宣言書を取り交わして友好協定を締結した。ウィリアム皇太子が王子時代の2015年に訪れた本宮市内の公園プリンス・ウィリアムズ・パークで、高松義行市長とプリーティー・ハッド区長らが記念植樹をした。 市議会議場の式典で高松市長は「市民の交流がさらに深まり、末永く友情が続くことを願う」と述べ、ハッド氏は「本宮市との友好関係がどれほど大切かは言葉に表せない。この関係が将来の世代にも続くよう願っている」とあいさつした。