今年の中学受験 開智所沢は出願倍増 豊島岡・ドルトンは英検利用へ
1月10日から行われる埼玉県内の私立中高一貫校の入試を皮切りに、首都圏の中学入試が本格的に始まる。2025年度の中学入試は、どのような傾向があるのか。 文部科学省の学校基本調査によれば、24年5月時点の小学6年生の総数は、首都圏(1都3県)、関西圏、愛知県、福岡県など、いずれも前年度より減少している。 だが、模試の結果をみると、塾関係者らは「難関校に挑戦する層は例年と変わりないが、ボリュームゾーンやその下の層で受験者が昨年よりも増加傾向で、全体としては今年も微増では」と予想する。特に東京都は、全国の傾向に反して、小4生まで児童数が増加傾向にあり、しばらくは中学受験者は減らないとみる。
朝日新聞社