結婚できない男性ほど「仕事が忙しい」と言い訳する“実は深刻すぎる理由”
皆さん、こんにちは。結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。 ⇒【写真】アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は恋愛コンサルタントとして活躍する山本早織
結婚を意識するとなぜか仕事が忙しくなる理由
地震に猛暑に豪雨に台風……「災害大国」といわれる日本ですが、さまざまな自然災害が各地で起こると不安になることも増えますよね。 人は不安や恐れの感情はなくならないといわれていて、それは歳を重ねるごとに強くなっていきます。動物としての本能でもある「現状維持をしようとする能力」が強まるからだそうです。 婚活はそんな現状維持を望む力をも越えてチャレンジする活動なので、かなりの頑張りが必要なことは間違いありません。 不安や恐れ、そこに頑張っている状態になると多くの人が不思議な現象が起こってきます。それは「仕事が忙しくなる」ということ。今、自分が慣れている仕事にエネルギーを注いで、変化に怖がっている自分をごまかそうとしているから起こるわけです。 しかし、そのままではいけません。今回は忙しい毎日を過ごす人のために、そんな中でも婚活を成功させる秘訣をお伝えします。
「40歳までに子供がほしい」と願う39歳男性の婚活
ユキヒコさん(仮名・39歳)は外資系コンサルタントの会社で活躍するサラリーマン。もともと暇な人ではなかったものの、39歳になり、大台の40歳までには結婚して子供も授かりたいという思いで婚活をスタートしました。 恋愛も人並みにしてきていて、最後の恋愛は37歳のとき。結婚も考えたようでしたが、忙しさの中、彼女から愛想をつかされたようでした。 「前回の失恋からめっきり出会いもなくなって仕事ばかりの日々です。もう出会ってから恋愛して結婚……という時間をかけすぎるのもよくないのかなと思い初めて、婚活サポートしてもらえたら嬉しいです」 婚活をスタートしたユキヒコさんは、もともと仕事脳なこともあり、私たちの戦略がピッタリ。理論的に活動をしていきました。
順調に見えた婚活が早々に進まなくなった原因
最初の1か月で目標である7件のお見合いを決め、すぐに交際に発展。しかし、「このまま順調に進んでいくのかな?」と思いきや、せっかく進んだ交際の人とデートがなかなか決まらず、どんどん先延ばしに……。 気がついたら、お見合いから交際に発展してその後、一度も会えずに1か月が過ぎていました。理由を聞くと「このプロジェクトがもうすぐ終わるので…そしたら連絡してみます」とのこと。 ユキヒコさんの癖が少しずつ見えてきました。恋愛でもお付きあいしたら、安心して時間を彼女にかけなくなるタイプだということがよくわかったのです。