アービングはロス五輪のアメリカ代表に強い意欲…故郷のオーストラリアで代表入りも模索?
今夏に開催された「第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)」にて、開催国フランスを破り大会5連覇を達成した男子アメリカ代表(FIBAランキング1位)。レブロン・ジェームズ、ステフィン・カリー、アンソニー・エドワーズといったNBA屈指のスターたちが躍動し、絶対王者の貫禄を見せつけた。 【動画】リオ五輪では主力ガードとしてチームを率いたアービング! 代表メンバーの候補は41名に上ったが、ロスター入りを果たしたのは12名。選外となったメンバーも実力者ぞろいで、2016年のリオデジャネイロオリンピックで金メダルに貢献したカイリー・アービング(ダラス・マーベリックス)もそのうちの1人だ。 10月10日(現地時間9日)に、現地メディア『The Athletic』のサム・アミック記者は『The New York Times』にアービングのインタビュー記事を寄稿。ロサンゼルス開催となる次回の五輪について反応をうかがうと、2028年のロスター入りに焦点を当てているとアービングは語っている。 「僕はチャンスを欲している。なぜなら、これが2008年から2016年までにUSAバスケットボールのオリジナル選手たちによって築かれた文化だからだ。僕はKobe(コービー・ブライアント)、Bron(レブロン・ジェームズ)、J-Kidd(ジェイソン・キッド)の型にはまった。彼らは自分の株を上げることがどういう意味を持つのかをたくさん教えてくれたね」 また、アービングは生まれ故郷であるオーストラリアで代表入りすることも望んでいる模様。「現時点で実現の可能性は低い」と前置きしつつ、「チーム・オーストラリアでプレーすることを楽しみたいよ」と前向きな姿勢を見せている。 「僕は競技者として、オーストラリアで生まれた。僕にとって(オーストラリアでプレーすることは)それほど難しい変化ではない。他にもチャンスがあると分かっているのに、失望させられたり、がっかりさせられることは避けたいことだよ」 次回のオリンピック開催時には36歳を迎え、キャリアも終盤を迎えているであろうアービング。これまではアメリカ一筋で国際大会に出場してきたが、プレーする機会をもとめ、故郷のユニフォームを身にまとう未来も考えられそうだ。
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