フェルスタッペンがスペインGPを制し今季7勝目!ノリスは猛追及ばず2.2秒差2位&総合2位に浮上…角田裕毅は3度ピットインで19位|F1
2024年のF1第10戦、スペインGP決勝が現地時間23日行われた。 現地カタルーニャは晴天のドライコンディションでレース開始時刻を迎えた。気温24℃、路面温度42℃となっている。 【動画】フェルスタッペンがスペインGPを制し今季7勝目!追い詰めるノリスを退け、通算61勝目をマーク 第1スティントにほとんどのドライバーがソフトタイヤを選択。ピットレーンスタートのアレクサンダー・アルボンのみがミディアムを選んでいる。 66周のレースがブラックアウトとなり、4番グリッドのジョージ・ラッセルがトウを使ってアウトからまくり、トップでターン1へと飛び込んでいった。マックス・フェルスタッペン、ランド・ノリス、ルイス・ハミルトンの順番で2周目に入っている。 17番グリッドの角田裕毅は加速が悪く、一度は最後尾の19番手まで順位を落とすも、ターン1でインに入ったあと、スルスルとポジションを上げて15番手でオープニングラップを終えている。 3周目のターン1でフェルスタッペンがラッセルをパスし、トップに浮上する。 角田はP15で走行していたが、6周目にケビン・マグヌッセン、7周目にチョウ・グァンユにそれぞれターン1で抜かれ、17番手にポジションを戻してしまった。 10/66周目にはチョウと角田がピットイン。それぞれソフトからミディアムにつないだ。12周目を過ぎたあたりから上位勢も続々とピットに入り、第2スティントへと移行していく。 25周目には全車ピットストップを終え、この時点でトップはフェルスタッペン。5.6秒差で2番手ラッセル、3番手ハミルトン、4番手サインツ、5番手ランド・ノリスという順番になっている。角田はミディアムでペースが上がらず、18番手までポジションを落として後ろにはウィリアムズの2台のみという状況に。 その角田は28/66周目に2度目のピットインを行い、ハードに変更。一時的にこのあとペースを上げたものの、45周目に再度ピットに入り、ソフトの第4スティントにつないだ。 上位勢は48/66周目に2度目のタイヤ交換を終え、多くのドライバーが最後まで走り切る第3スティントとなった。この時点でトップはフェルスタッペン、8秒後方にノリス、そこから2秒差で3番手ラッセル、その背後に4番手ハミルトンという順番になっている。
【関連記事】
- ●カナダGPは2度SCの荒れた展開もフェルスタッペン今季6勝目!ノリス、ラッセル表彰台…角田裕毅は残り5周痛恨ミスで入賞逸し14位|F1
- ●角田裕毅「シーズンの早い時期に今後が決まったことは良い気分」F1で5年目突入確定、2025年契約延長の喜びを口に|F1
- ●2026年ルノーPU撤退の場合、複数チームにホンダはPU供給可能か…元ホンダ浅木泰昭氏「やれと言われりゃ、やると思う」PU開発側の苦難に提言も|WEDNESDAY F1 TIME
- ●角田裕毅が『F1』公式によるモナコGPパワーランキングで3番手評価!「ほぼすべてのレースで好成績」今季示している安定感を称賛|F1
- ●2024 F1日程・カレンダー・スケジュール|F1