「最近は 検査も妻も 非接触」、ものづくり現場を象徴する現場川柳大賞決定
産業用センサーメーカー「オプテックス・エフエー」(京都市中京区)が募集していた「第一回 現場川柳」の大賞が決まった。センサーメーカーの川柳だけに、大賞は「最近は 検査も妻も 非接触」という作品。2014年10月から募集、2485通の応募があった。
優秀賞には「赤ランプ 顔は青ざめ 声黄色」、「見て盗め 言った上司に盗まれる」の2点を選出。同社では「現場にいない上司を揶揄する上司ネタが幅を利かせている」と分析。「気まぐれに 顔出す社長が 危険物」、「工場で 道を尋ねる ライン長」、「えらい人 来るたび止まる 我がライン」といった川柳も。 このほか、「容赦なく 不良をハネる 君が好き」「『だいたい』が ミクロン単位 現場流」といった、センサーを擬人化したり、職人気質を感じさせたりする川柳もあり、同社では「自動化が進むものづくり現場を象徴している」と話している。