「田中将大が巨人と契約へ」海外メディアも大々的に報道 「楽天では最初の在籍時よりうまくいかなかった」
楽天を自由契約となっていた田中将大投手は、巨人入りが決定的になった。海外メディアもこの電撃移籍を報じた。 ◆里田まい、田中将大に”家族ショット”の熱烈エール【写真複数】 米移籍情報サイトのMLBトレードルーマーズは「マサヒロ・タナカが日本プロ野球の巨人と契約へ」の見出しで特集記事をアップし、「長年にわたる選手生活で初めて新しい日本プロ野球のチームに加入することとなるようだ」と伝えた。 同メディアは「田中のキャリアは長く、成功に満ちている」と称賛。2013年シーズン後に楽天からポスティングシステムでメジャー挑戦する際は、「メジャー球団が最も獲得を望んだFA選手の一人」としてヤンキースと7年契約を結び、「真のエースというより先発ローテの中くらいで堅実に仕事をする存在として定着した」と評した。 コロナ禍に見舞われた20年シーズン終了後、同サイトは7年契約を満了した田中をFAランクで10位に挙げたと紹介し、「複数のメジャー球団からオファーを受け、質が高い先発投手として米国で活躍し続けると思われた中、最終的に楽天への復帰を決断した」。 ただし、「元々の古巣・楽天ではわずか4年間のピットストップに終わり、最初の在籍時よりうまくいかなかった」とし、この4年間で奪三振率は17・5%だったと指摘。最初の楽天在籍時の27・8%はもとより、ヤンキース時代の23・1%にも及ばなかったとした。 最後に、同サイトは「右腕は現在、日米通算197勝で、大きな節目まであとわずか3勝という位置にいる」と伝えた。
中日スポーツ