落合博満氏（２０１８年撮影）

　元中日監督・落合博満氏が１５日、ＴＢＳ「サンデーモーニング」に出演。楽天を自由契約となり去就が注目されている田中将大投手について言及した。 【写真】田中将大の３６歳の誕生日　愛する妻と絵に描いたような幸せ２ショット 　落合氏は自身が監督なら獲得するか問われ、「投げれるんであれば考えます。今年１試合だけ。１試合だけの選手を球団としてとれるかというのは、徹底的に調べる。調べて投げられるなら考える。それだけの実績があって、ゲームを作れるだけのものはあると思う。それを考えて、ピッチャーが少ないところであれば考える」と回答。最後に話そうとする中畑氏を制して「野球界が若手中心に切り替わってる時期でもあるのが最大のネック」と、各球団の判断材料に触れた。 　一方で、解説者の中畑清氏は「何でこれだけの選手、レジェンドがこういう会話をしないといけないのかな。日本の野球はレジェンドを大事にしない体質があるのか。もうちょっとこういう状況になるまえに、道筋を見つけてあげてこういう形にしてあげようと。そういった意味では配慮、対応が日本の場合は悪い」と疑問視。 　今後の可能性について、巨人ＯＢ会長でもある中畑氏は「ちょうどマー君、坂本が小学生から同期で野球をスタートしている。最後チャンスを与えるんであれば、ジャイアンツが手を挙げて」と希望。カメラに視線を向け、「『慎之助、お前が取れ！』みたいなね」と笑顔。「チャンスを与えたことで、ふたりとともに野球人生が終わる。私なりの演出の仕方。私が監督なら獲ってます。無責任ですね」と語った。