“立ちんぼ”続ける24歳女性「ホストは疑似恋愛。推し活みたいな」クリスマスも大久保公園に…暴行被害や性病リスクも「売春して何が悪い」 警察幹部は「犯罪の入り口」指摘
2024年、ホストクラブが女性客に高額請求し、支払えない女性を性風俗店に斡旋したり、売春するよう唆したりするケースが問題となった。警察庁の有識者会議は風営法を改正し、ホストクラブだけではなく、スカウトバックを支払っている性風俗店も規制していく対策案をまとめた。 【画像】2024年10月、“男性客”からホテルの一室で暴行を受け残った痣(あざ) 警察幹部は、性風俗店やスカウトグループが「犯罪の入り口」になっていると指摘する。そんななか、筆者はクリスマスの夜も歌舞伎町近くの大久保公園で“立ちんぼ”をしていた24歳女性に話を聞いたーー。
聖なる夜も“立ちんぼ”24才女性は毎月約300万円稼ぐ
「好きでホストに通い、売春をして何が悪いのか」 クリスマスの夜に、新宿・歌舞伎町のそばにある大久保公園で立ちんぼをしていた愛さん(24・仮名)が私に語った言葉だ。 愛さんは大久保公園で毎日“立ちんぼ”をしている。しかし、この日は「ホストとイルミネーションを見た後、一緒にホストクラブに行く」と笑顔を見せた。愛さんは立ちんぼで毎月約300万円を稼ぎ、その金でホストクラブに通っている。ホストクラブでは1回で40万円から50万円を使うという。 2024年、ホストクラブが女性客に高額請求し、支払えない女性を性風俗店に斡旋したり、売春するよう唆したりするケースが問題となり、女性が売春で得た金の一部が、スカウトやホストに報酬として支払われる「スカウトバック」の実態も明らかになった。警察庁の有識者会議は風営法を改正し、ホストクラブだけではなく、スカウトバックを支払っている性風俗店も規制していく対策案をまとめた。 愛さんもホストクラブに通うための資金を売春で稼いでいるという。 「(立ちんぼの)1日の目標は10万円、最低でも8万円。日本人の客は1人だいたい2万円だけど、外国人はチップみたいな感覚でそれ以上のお金をくれる人もいる」 立ちんぼを始めた理由を問うと、自由に客が取れる都合の良さがあるという。 「前は普通に性風俗店で働いていたが店で働くのが面倒くさくなった。時間もきっちりいなきゃいけないし、お客さんを選べないし。立ちんぼはお客さんを選べる。「お姉さんいくらですか?」って言われて、その人が無理だって思ったら、値段を高くふっかけちゃうとかすればいいわけであって。お店は向こうから指名が入っちゃえば、拒否できないから。全然、立ちんぼの方が楽」
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