NEC主将、19歳塩貝健人の印象は?「英語をほとんど話すことはできないが…」。佐野&小川にも好印象「チームの日本人たちは良い選手ばかり」
NECナイメヘンの主将を務めるブラム・ヌイティンクが、FW塩貝健人ら日本人選手について言及した。オランダ『De Telegraaf』が伝えている。 【動画】小川航基&塩貝健人の圧巻アベック弾! NECは29日、KNVBカップ(国内カップ)1回戦でズヴォレと対戦。佐野航大と小川航基が先発した中、1-2のビハインドで迎えた89分に左サイドからのクロスを小川が頭で合わせて1回戦敗退の危機から救うと、延長戦では103分に途中出場の塩貝がボックス右から、クロスを予想した相手GKの意表を突くシュートで移籍後初ゴールを記録した。このゴールで逆転に成功したNECは前半アディショナルタイムにも小川が追加点。その後、ズヴォレに1点を返されたものの、4-3で勝利し、2回戦進出を決めた。 試合後、B・ヌイティンクは移籍後初ゴールを記録した19歳の塩貝について言及。「ケントは若い少年だ。慣れるのに時間がかかるだろう。英語もほとんど話すことはできない。彼とコミュニケーションをとるのは難しい」としつつも、「良いシュートを持っている。トレーニングでも良いシュートを打つし、常にゴールを目指している」と攻撃性能やゴールへの意識の高さを評価した。 現在のNECには、佐野、小川、塩貝の3人の日本人選手が在籍している。そんな3選手には好印象を抱いているようで、「チームにいる日本人選手たちは良い選手ばかりだ。彼らはとても一生懸命プレーし、とても礼儀正しく、吸収も早い。真のチームプレーヤーたちだ」と称えている。 小川はこの試合で公式戦5試合ぶりのゴールを記録。複数得点で公式戦10試合4ゴールとした。これに対して、チームの主将は「小川も点が取れるようになったのは嬉しいことだ。アルメレ戦では何度かチャンスはあったが、決めきることはできなかった。ただ、今日ゴールを決めたことは我々のあらなる助けとなるだろう」と今後のさらなる活躍に期待を寄せている。