店主は大阪で修業 青森にいながら関西の味を楽しめる鉄板焼きのシン店舗(八戸市)
店主 上平レイ子さん 「ポイントは押さないで、(生地に)穴を開ける。その穴から蒸気が上がってふんわり仕上がるから」 お好み焼き用のヘラの先で生地を“トンッ”と叩いて穴を開ける実土里さん。 実土里さん 「すごい!ふわっとしています」 待つことしばし。そろそろ食べ頃ということで、たっぷりのソースとマヨネーズをまとった【五味焼】(900円)の完成です。
店主 上平レイ子さん 「できました~!どうぞ召し上がれ」 実土里さん 「出来たてだ~!関西の方では、これ(ヘラ)で切ってこのまま食べるっていうのが主流みたいなので、やってみようと思います!」 ヘラでひと口サイズに切って、出来立てアツアツをそのまま口へ運びます。
実土里さん 「それでは、いただきま~す!ん~おいしい。外がカリッ、中がふわっとしている」 まずは食感に驚いた実土里さん。味はと言うと? 実土里さん 「やっぱりソースが違う。癖になるソースだ。酸味、フレッシュ感をすごく感じる。あと、この生地とソースは唯一無二な感じがする。箸じゃなくてこれ(ヘラ)で食べると、すごくテンションが上がるし、本当に本場で食べているみたい。いつも食べているお好み焼きとちょっと違って、また新しいお好み焼きのおいしさを体感できました」
関西の味を満喫したところで… 店主 上平レイ子さん 「もっとおいしいお好み焼きもあるから、食べてみない?」 このあと紹介するメニューの名前は、青森ではなじみのない名前で、実土里さんも「生まれて初めて聞いた」といいます。いつものように絵で表現したのは、クリーミーで初めての食感!一体どんな“粉もん”なのでしょう?
発祥は店主の地元・兵庫県 “おこげ”をかぶせていただく“粉もん”
実土里さんが初めて聞いたというメニューとは? 店主 上平レイ子さん 「お待たせしました。これが【ぐじゃ焼き】です」 実土里さん 「うわ~すごっ!おもしろい名前ですね」 【ぐじゃ焼き】は、ぐじゃぐじゃに焼くことが由来。みじんに刻んだキャベツと、豚肉、牛肉、えび、いか、たこの5つの具材を炒め、牛すじ煮込みのだしが入った生地を流し込み、勢いよく混ぜます。ポイントは、鉄板についた“おこげ”をかぶせること!お好み焼きでも、もんじゃ焼きでもない、兵庫県姫路市発祥の【ぐじゃ焼き】。実土里さんがいただいたのは、【MIXぐじゃ焼き】(1100円)です。