クラウドストレージを「安全に使用」するためのTIPS10選
クラウドストレージサービスは、今や生活に欠かせない存在。 「Googleドライブ」やマイクロソフトの「OneDrive」といったサービスを無料で利用することもできますし、もっと容量が大きく機能も充実している有料版を選ぶのもいいでしょう。 クラウドストレージのプロバイダーは、ユーザーがデータを安全に保存しておけるよう、優れたセキュリティ対策を講じています。しかし、不正アクセスを完全に防止するためにはユーザー側の対策も必須。 クラウドストレージに保存しているファイルを守るために、ユーザーがとるべき対策10選を紹介します。 目次 強力なパスワードを設定する 2要素認証を使う 重要な情報は保存しない データを暗号化してからアップロードする 暗号化機能を備えたサービスを選ぶ 共有ファイルを細かく管理する クラウドに保存したデータのバックアップをとる 連携しているアプリを見直す クラウドストレージにアクセスできるデバイスを管理する クラウドストレージサービスのポリシーに目を通す
1. 強力なパスワードを設定する
クラウドストレージのアカウントを不正アクセスから守るために、強力なパスワードを設定しましょう。 強力なパスワードとは、文字・数字・特殊文字(!、#、$)を組み合わせたもの。大文字と小文字を混ぜることで、さらにパスワードを複雑にできます。そして、パスワードの強度を測定してくれるオンラインツールで自分のパスワードの安全性を診断しましょう。 あるいは、パスワードマネージャーを利用して強力なパスワードを自動生成するのもおすすめです。
2. 2要素認証を使う
強力なパスワードを設定したら、次は2要素認証(2FA)をとり入れて、アカウントの守りをさらに固めます。 そうすれば、デバイスを紛失しない限りクラウドストレージのアカウントに何者かが不正アクセスすることは不可能です。認証コードは通常、2FAアプリ上で生成されるか、メールまたはSMSで送られてきます。 面倒でなければ、物理的なセキュリティキーによる2FAを使うのも1つの手。 使用中のオンラインストレージサービスが2FAに対応していない場合は、サービスの乗り換えも検討すべきです。