「ビターチョコはほろ苦い」より

Instagramやブログで日常の“あるある”漫画を配信しているシブヤツキミ(@shibuyatsukimi)さん。読者の中にもファンが多い食べ物や飲み物を擬人化した漫画シリーズをお届けする。 【漫画】「“お菓子”な擬人化妄想日記」本編を読む 今回は、ほろ苦～い「ビターチョコ」を紳士な“イケオジ”に擬人化。ミルクたっぷりの甘いチョコレートに比べて、カカオ多めの大人な味がするそんなビターチョコを、いったいどのように表現しているのか。 ※本記事は発売中の「“お菓子”な擬人化妄想日記」から一部抜粋・編集しました。 ■容姿からもにじみ出る誠実さにキュン 渋いイケオジになった「ビター」さんのキャラクターについて聞いてみると、「紳士的で真面目で誠実」とのこと。この話の世界では、年齢を重ねるごとにカカオが濃くなる設定らしく、年を重ねて素敵なビターチョコになったようだ。昔は(普通の)チョコレートとしてチョコレート界のスターだったのだが、ビターチョコになった今は、スターは次の世代に譲り、カフェを経営しているらしい。 ビターさんは見た目から紳士ぶりが伝わってくるが、ビジュアルでこだわった点は、「とにかくイケオジ」であること。硬そうなヒゲがチャームポイントのようだ。「ビターさんの過去の服装に注目してほしいです！」と語る。 チョコレートさんとの関係、特に最後の一コマに思わずキュンとしてしまった。ストーリー設定で工夫した点や、二人の今後についても聞いてみた。 「個人的に年の差恋愛の漫画が好きなので、自分の好きな要素を詰め込みました」と話す。「チョコレートさんとビターさん、お互いに大切に思い合っているのに、ちょっと切ないというか…。」Instagramでは基本ギャグテイストでしか恋愛漫画を描いたことがなかったシブヤさん、続きが気になるピュアな恋愛物語になればいいなと思って描いたそうだ。「二人の今後もぜひ描きたいです！」と意気込んだ。 ちなみに、シブヤさんに甘いのと苦いの、どちらのチョコレートが好きか聞くと、「どっちも好きです。決められない…。お店によっていろんな味が楽しめるし、チョコレートってやっぱりいいですね。でも最近、どんどん苦いのが好きになってきたかも。私って…大人‼」と話してくれた。 ほんのり甘くて切ない、チョコレート界の恋愛模様から目が離せない。