ロレックス・サブマリーナー初のデイト表示付きモデル、Ref.1680のレア仕様を発見
ロレックスを代表するモデルであり、ダイバーズウオッチの代名詞としてあまりにも有名な“サブマリーナー”。 1953年の登場以来、性能面での進化を繰り返しながらも基本デザインを大きく変えることなく、今日まで製造されており、ロレックスのコレクションのなかでも安定した人気を獲得しているモデルだ。 当初ノンデイト仕様のみの展開だったサブマリーナーに初めてデイト表示が備わったのが1960年代後半。自動巻きの1500系キャリバーを搭載したRef.1680からである。 【画像:モデル名表示、着用カットほかアザーカットを見る】
そんなRef.1680でレアディテールとして知られているのが、通常は白で記されている文字盤のモデル名表示が“赤”で記された通称”赤サブ”だ。この赤サブは1680の初期製造分の一部に見られ、希少性もさることながら、見た目のカッコ良さからも愛好家からの人気が高い。 では、なぜ赤で記されたのか。 その理由はノンデイト仕様とデイト仕様を区別するためだったといわれる。 ちなみに、サブマリーナーの上位モデルで同時期に展開されたシードゥエラーのRef.1665にも同様のレアディテールを備えた個体が存在している。 もう少しマニアックな視点でみると、今回取り上げる個体は防水表記がメーターファーストとなっていることに加え、モデル名は白字の上に赤字が塗られているマーク2ダイアル仕様だ。
文◎Watch LIFE NEWS編集部