【有馬記念・厩舎直送】昨年1番人気のジャスティンパレスがリベンジへ 「スタートを決めてスムーズなレースを」
[GⅠ有馬記念=2024年12月22日(日曜)3歳上、中山競馬場・芝内2500メートル] 昨年の有馬記念で1番人気に推されながら4着に終わったジャスティンパレス(牡5・杉山晴)。グレード制が導入された1984年以降、前年に1番人気で敗れた馬は延べ9頭いて3勝、2着1回の成績を残している。池水助手が期待を込めて口を開いた。 「昨年も最後は伸びていましたし、中山のコース自体は問題ないと思います。体質面を含めて昨年と同じくらいの感じで出走できると思いますから、前走と同じようにスタートを決めてスムーズなレースをしてほしいです」 全休日16日朝は厩舎でリラックス。馬房から精悍な表情を見せていた。天皇賞・秋4着、ジャパンC5着からの臨戦過程で迎える今年最後の大一番。「昨年と遜色のない状態。いい意味で前回と変わらない状態です。カイバもよく食べていますし、思った通りの調整が行えていますよ」と同助手は陰りのないデキを保証する。 昨年の天皇賞・春勝ち馬であり、長丁場は得意。一昨年7着に始まる3年連続参戦の今年こそ、明確な答えを導き出す。
東スポ競馬編集部