バレー日本女子、東京五輪金の米国と対戦 ストレート勝ちなら世界5位に浮上も…今夜ネーションズリーグ福岡大会最終戦
◆バレーボール ネーションズリーグ女子福岡大会 最終日(16日・西日本総合展示場) 【写真】古賀紗理那「やったぜ~」決定から一夜明け7678人のファンにパリ切符を報告 世界ランク7位の日本は、同5位で21年東京五輪金メダルの米国と対戦する。日本はこの試合に勝って、世界ランクを5位に上げ、パリ五輪1次リーグ組み合わせを有利に進めたい。 同リーグの組み分けは、A組に開催国・フランス、B組に世界ランク1位(現在はブラジル)、C組に同2位(同トルコ)に入ることが決まっており、それ以降は、3~5位、6~8位、9~11位のおのおののグループが、抽選でA、B、C組に振り分けられる。5位にランキングを上げると、現在3位のポーランド、同4位のイタリアとの対戦を回避できることになる。 ポイントを計算すると、世界ランクを5位に上げるためには、米国にストレート勝ちするしかない。しかも、香港で行われるポーランド―中国戦で、中国が勝てば、日本が3―0で勝ったとしても、中国が5位に上昇する。ハードルはかなり高い。 米国は、6人制、ビーチの両方で金メダルに輝いたカーチ・キライ監督がチームを率い、ジョーダン・トンプソン、VリーグのJTで活躍したアンドレア・ドルーズの両オポジットが強打を放つ。ミドルを使ったコンビバレーも健在。日本はサーブで相手守備陣を崩せないと苦しい。サーブで攻めて、古賀紗理那(NEC)、石川真佑(ノヴァーラ)の速い攻撃につなげたい。
報知新聞社