【MLB】 ブルージェイズが今季最長の6連敗 借金も今季最多の7に 菊池は2回4失点で7敗目
【ブルージェイズ5-6ガーディアンズ】@プログレッシブ・フィールド
日本時間6月24日、ブルージェイズは敵地プログレッシブ・フィールドで迎えた3連戦の最終戦に5対6で敗北した。試合はブルージェイズが3対1でリードしていた3回裏の途中から降雨による中断が入り、両先発はそこで降板。勝負はブルペンに委ねられる形となり、MLB防御率トップのガーディアンズブルペンが意地を見せた。雨天中断による降板後に自身が残したランナーが還り、ブルージェイズ先発の菊池雄星は2回4失点で7敗目(4勝)。ガーディアンズは2番手ティム・ヘリンに3勝目が付いた。 【動画】ブルージェイズ・菊池の3三振(MLB.comより) ブルージェイズが菊池雄星、ガーディアンズがトリストン・マッケンジーの両先発で始まった試合は、ブルージェイズが本塁打で序盤のペースを掴んだ。初回に3番ブラディミール・ゲレーロJr.の9号2ラン、3回に2番スペンサー・ホーウィッツの1号ソロが飛び出して3得点。しかし、先発の菊池はガーディアンズ打線に対して苦戦した。初回に5番デビッド・フライにタイムリーを浴びて1点を返され、2回も得点圏に走者を背負う苦しいピッチング。3回にもタイムリーで1点を失い、なおも無死満塁のピンチを背負い、ここで雨天中断となる。 中断明けにブルージェイズは2番手ザック・ポップに継投。ポップは押し出し四球を与え、さらにダブルプレーの間にも1点を失い、これで菊池に4失点目が付いた。逆転を許したブルージェイズは、その後の4回にも1番スティーブン・クワンと4番ジョシュ・ネイラーにソロ本塁打を被弾。5回にホーウィッツが今日2本目の2号2ランを放ったが、反撃及ばず5対6で敗れた。 敗れたブルージェイズは、ガーディアンズ3連戦に3連敗。今季最長の6連敗目を喫し、借金も今季ワーストの7となった。ア・リーグ東地区では15.5ゲーム差の最下位に沈み、1ヶ月後に迫ったトレードデッドラインでも売り手に回るのが現実的だろう。菊池は今日の敗戦で防御率を4.00まで悪化させたが、今季限りでFAとなる“レンタル物件”の菊池はデッドラインでも人気を集めるはずだ。