いよいよ到来F1 2024年シーズン。レギュレーション変更点やカレンダー、ドライバー……開幕前に知っておきたい6つのこと
2024年シーズンのF1開幕に先駆けて、F1ファンなら知っておきたい7つのことを紹介する。 【ライブ配信アーカイブ】motorsport.cast特別編:F1ジャーナリスト尾張正博が語る”F1現地取材” 2023年はレッドブル・レーシングとマックス・フェルスタッペンが圧倒的な強さを見せた一方で、シーズン序盤はアストンマーティンが勢いを見せ、マクラーレンやフェラーリなどの数チームがシーズン終盤にかけてパフォーマンスを改善した。そんな1年だった。 2024年に向けて、いくつかの変更点がある。まず、ザウバーF1のネーミングライツを持っていたアルファロメオがチームから離れ、アウディワークス体制へ移行する2026年までの2年間は“ステークF1”としてグリッドに並ぶこととなった。 レッドブル・レーシングの姉妹チームであるスクーデリア・アルファタウリも2024年シーズンに向けて、”ビザ・キャッシュアップRB”と装いを新たにする。 新たなシーズンに向けた大きな変更点はあまりないが、F1カレンダーは史上最多となる24戦を予定している。 シーズン開幕を前に知っておきたい全てをまとめてみた。
1. 2024年F1ドライバーラインアップ
オラクル・レッドブル・レーシング:マックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレス メルセデスAMG・ペトロナス・F1チーム:ジョージ・ラッセル、ルイス・ハミルトン スクーデリア・フェラーリ:シャルル・ルクレール、カルロス・サインツJr. マクラーレン・F1チーム:オスカー・ピアストリ、ランド・ノリス アストンマーティン・アラムコ・F1チーム:ランス・ストロール、フェルナンド・アロンソ BWTアルピーヌ・F1チーム:エステバン・オコン、ピエール・ガスリー ウイリアムズ・レーシング:アレクサンダー・アルボン、ローガン・サージェント ビザ・キャッシュアップ・RB・F1チーム:ダニエル・リカルド、角田裕毅 ステーク・F1チーム:バルテリ・ボッタス、周冠宇 マネーグラム・ハース・F1チーム:ケビン・マグヌッセン、ニコ・ヒュルケンベルグ 新シーズンに向けてドライバーラインアップに変更はないが、昨年までアルファタウリでチーム代表を務めたフランツ・トストが退任し、フェルスタッペンのパーソナルトレーナーにブラッドリー・スキャンズが就任するなど各チーム内部では小さな変更点もある。 レッドブルのセルジオ・ペレスは2023年シーズン中盤のスランプから解雇も噂されたが、2024年シーズンのシートを保持。ただ、シーズン開幕後の結果次第では、ビザ・キャッシュアップRBのダニエル・リカルドにシートを奪われる可能性もあると噂されている。 また、ウイリアムズは最後までドライバーラインアップが確定しなかったが、チームはローガン・サージェントにF1参戦2年目のチャンスを与えることにした。グリッドの顔ぶれは2023年シーズン後半から変わりはないが、2024年には多くのドライバーが契約更新の時期を迎える。シーズン中から移籍や昇格といった噂がパドックを騒がせることとなるだろう。