【中日】大野雄大が恒例の大文字登山トレ 15年目迎え「16年、17年と、この先も」
中日・大野雄大投手が5日、出身地・京都市の大文字山での登山トレーニングを公開した。新年の恒例行事。登山道を走って駆け上がり「やっぱり、ここから一年が始まる。シーズン中もしんどいことばかりですけど、これを思い出して」と2025年のスタートを切った。 地元の人々やファンが50人以上も集まり、激励されながらの登頂。「関西では、なかなかドラゴンズの試合の放送はないと思うんですけど。それでも知ってくれて、声かけてくださるのはすごくうれしい」と感謝しながら、新年の決意を語った。昨季は2勝6敗、防御率4・87。23年の左肘の手術から完全復活と呼べるシーズンにはならなかった。「自分の球が投げられた試合は数えるくらい」。それでも昨季後半の感覚には納得。オフの練習も順調で「その球を継続的に投げることができれば、きっと、もっと勝ちも増える」と前を向いた。 今季はプロ15年目。「プロに入った時、まさか15年目までできると思っていなかった。16年、17年と、この先もやり続けるためにも今年しっかりと結果を」。同じ左腕の先発として、ドラフト1位の金丸(関大)も加入したが「強力なライバル。期待はもちろんしていますけど、勝たないと僕も上の舞台で投げられない。競い合い、僕もしっかり残れるように」と意気込んだ。
報知新聞社