阿蘇の四季をろうけつ染めで鮮やかに 高津明美展12日まで
熊本朝日放送
「ろうけつ染め」で美しい阿蘇の景色を描く染色工芸家の高津明美さんの作品展が熊本市で始まりました。 野焼きの炎に染まる雄大な山々。四季折々の草花や時の流れで変化する阿蘇の景色を表現しています。 高津明美さんは、熊本市出身の染色工芸家で、熱で溶かした液状のろうで布地に模様を描き、その周囲を染め、色を重ねていく「ろうけつ染め」という技法で鮮やかな色の作品を生み出します。 高津明美さん 「阿蘇はね、活火山だしエネルギーがあると思うんですよ。だから赤が似合うと思って。染め物ですからね、きれいな鮮明な色を見ていただければ良いと思います」 今年は新たに繊細な線で雨や霧、雲などを表現する試みも始めたということです。作品展は熊本市の鶴屋で11月12日までです。